デザインデータの作成は、オリジナルグッズの製作において重要なプロセスです。入稿したデザインデータにミスがあれば、納期に遅れが出たり製品を作成し直しになる場合もあります。料金が2重にかかってしまうなんてケースは避けたいところ。
ここでは、デザインデータを作成する際によく見られるミスの中から3つをピックアップ。これを読めば、入稿してから作り直しなんてことになることもなく、クオリティの高いオリジナルグッズがスムーズに製作できるはずです!
ありがちなミス第3位:カラーモードの不一致
デザインデータを作成する際、最もよく見られるミスの一つは、異なるカラーモードの使用です。
一般的に印刷物にはCMYKのカラー値を用いて配色します。これが一致していないと、印刷時に色のズレが生じる可能性があります。例えば、RGBとCMYKは異なるカラーモデルを使用しており、RGBでデザインした場合にそれをCMYKに変換すると、色が変化してしまうことがあります。
正確なカラーモードの選択は、印刷物のデザインデータ作成において不可欠であり、最終的な製品が予想通りの鮮やかな色合いで表現されるために重要なポイントです。デザインを始める前には正確なカラーモードを選択しましょう。
ありがちなミス第2位:低解像度の画像の使用
続いてよくあるデータ作成時のミスは、画像の解像度の不足です。
デザインに使用する画像の解像度が低いと、印刷時にピクセル化が発生し、見た目が荒くなります。画像を選ぶ際には、印刷サービスの要件に合わせて十分な解像度があるか確認しましょう。
また、逆にあまりにも高解像度の画像を使用するとデータが必要以上に重くなり入稿ができなくなる場合があります。データ作成前に、印刷会社に適切な入稿データのサイズを確認するとこも大切なプロセスです。
ありがちなミス第1位:フォントの埋め込み忘れ
最も起こりがちなデザインデータを作成する際のミスは、フォントの正確な取り扱いに関する事項です。
フォントはデザインの要素の一つであり、正確な再現を保つためにはフォントの埋め込みが必要です。プリンターや印刷サービスがフォントを認識できない場合、代替のフォントが自動的に選ばれ、デザインが崩れる可能性があります。
デザイン作成者のソフトに入っているフォントが印刷会社のソフトにも同様に入っているとは限りません。文字のアウトライン化を行い、デザインファイル内でフォントを埋め込むことで、他の端末や印刷環境でも同じフォントが使用され、一貫性を保つことができます。デザインを完成させた際には、フォントの埋め込みを忘れずに確認しましょう。
デザインデータを作成する際には、カラーモードの選択、画像の解像度、フォントの埋め込みに注意を払うことが重要です。これらのポイントを押さえ、デザインプロセスにおいて品質を維持することで、素晴らしいオリジナルグッズを生み出すことができます。
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