秋冬のイベントやチームウェア、スタッフユニフォーム、オリジナルブランドの商品として人気の高いオリジナルパーカー。Tシャツよりも単価が高く、長期間着用されるアイテムだからこそ、プリント方法やデザインの決め方で失敗したくないものです。
この記事では、DTFプリントを使ってオリジナルパーカーを制作する際に押さえておきたい、生地選びやデザインデータ、プリント位置のポイントをわかりやすくご紹介します。
【1】パーカーの素材と形状を確認する

● 綿・ポリエステルなど、生地との相性を確認
パーカーには、綿100%、綿とポリエステルの混紡、ポリエステル100%など、さまざまな素材が使用されています。DTFプリントは幅広い素材に対応しやすく、一般的なスウェット素材にもプリントできるのが特徴です。
ただし、生地の表面に凹凸や起毛が多い場合は、プリントが均一に圧着しにくいことがあります。裏起毛パーカーでも表面がなめらかな生地であれば対応しやすいものの、事前に素材や加工の可否を確認しておくと安心です。
● ファスナーやポケットを避けて配置する
ジップパーカーの場合、中央にファスナーがあるため、前面に大きなデザインを配置するのが難しくなります。また、プルオーバーパーカーには腹部にカンガルーポケットがあり、段差部分への圧着には注意が必要です。
左胸、右胸、背面など、平らにプレスできる位置を選ぶことで、プリントのズレや圧着不良を防ぎやすくなります。パーカー本体を選ぶ際は、デザインをどこに入れるかまで考えておきましょう。
【2】デザインデータとプリントサイズを整える

● 細かすぎる線や文字は避ける
DTFプリントは、フルカラーのイラストやグラデーション、細かなデザインを表現しやすいプリント方法です。しかし、線が極端に細いデザインや、小さすぎる文字は、転写時に欠けたり読みづらくなったりする可能性があります。
特に、パーカーの背面に大きくプリントする場合と、左胸に小さくプリントする場合では、適した線の太さや文字サイズが異なります。実際のプリントサイズに縮小した状態で、デザインが見やすいか確認することが大切です。
● 背景を透過した高解像度データを用意する
DTFプリント用のデータは、背景を透過したPNGデータや、Illustratorで制作したベクターデータが適しています。画像の解像度が低いと、プリントした際に輪郭がぼやけたり、細部が粗く見えたりすることがあります。
WebサイトやSNSで使用している小さな画像をそのまま使うのではなく、できるだけ高解像度の元データを用意しましょう。不要な背景や余白が残っていないか、文字が正しくアウトライン化されているかも確認が必要です。
【3】用途と注文枚数に合った制作方法を選ぶ

● 小ロットや多色デザインにはDTFが便利
DTFプリントは、デザインごとに版を作る必要がないため、小ロットのパーカー制作に向いています。スタッフごとに異なる名前や番号を入れたい場合や、複数のデザインを少量ずつ作りたい場合にも活用できます。
写真やカラフルなイラストを使用しても、色数によって版代が増えることがありません。学園祭、ハロウィンイベント、スポーツチーム、ショップスタッフなど、必要な枚数だけ制作したいケースに適しています。
オリジナルブランドの商品として販売する場合も、最初から大量に作るのではなく、少数で反応を確認してから追加生産する方法が有効です。版が不要なDTFプリントなら、試作や追加注文にも柔軟に対応できます。
- 全国発送・見積無料
- 小ロット・短納期に対応
- DTFプリントシート出力代行サービス
プレス機をお持ちの方は、転写用のDTFシートのみご注文いただけます。
店舗ロゴ、チームウェア、イベント用パーカー、オリジナルグッズなど、用途に合わせたサイズや数量で出力可能です。
オリジナルパーカーをきれいに仕上げるには、生地の素材や形状、プリント位置、デザインデータの作り方を事前に確認することが重要です。ファスナーやポケットの段差を避け、実際のプリントサイズに適したデザインを用意することで、失敗を防ぎやすくなります。
小ロット、フルカラー、多品種のパーカー制作には、版を必要としないDTFプリントが便利です。秋冬のイベントや商品販売に向けて、まずは少量の試作からオリジナルパーカー制作を始めてみてはいかがでしょうか。






















