名入れタオルは企業のノベルティだけでなく、個人でも使える幅広い用途のアイテムへと変貌しています。名前を前面に打ち出したデザインに加え、ロゴマークやイラストをあしらったデザインなど、見ているだけで楽しくなるオリジナル性が魅力のひとつです。この記事では、名入れタオルの魅力と選び方、活用事例を紹介・解説します。
名入れタオルの魅力とは?―オリジナリティ溢れる贈り物やアイデンティティの表現手段
名入れタオルは多くの人にとって日用品として身近で便利な存在であるタオルを使い、オリジナルのノベルティとして活用できる点が魅力です。さらに、オリジナリティ溢れる贈り物にもなることと、アイデンティティの表現手段になることが大きな魅力といえます。
名入れタオルはノベルティグッズの定番
名入れタオルといえば、企業や商店などが自社のブランドプロモーションや商品の宣伝を目的として、あるいは節目やイベントの記念品として配布するノベルティグッズの定番として使われてきました。シンプルに社名と電話番号、商品名などがプリントされただけの名入れタオルを見たり使ったりしたことがある人は少なくないでしょう。社名や商品名入りのタオルが、日常的に多くの人の目に触れる点は、名入れタオルの基本ともいえる魅力です。現代の名入れタオルには、まとまった数量を作る企業だけでなく、少量を作る個人の需要もあります。
名入れタオルのオリジナリティ
同じ素材で作られた同じサイズのタオルであっても、名入れの仕方でまったく異なるイメージを感じさせるアイテムに生まれ変わります。名入れタオルは、素材とサイズを選べば1枚からオリジナルのデザインで仕上げることが可能です。たとえば、推し活で推しメンの名前や応援メッセージをプリントしたり、ライブで目立つ自作イラストをプリントしたりできます。また、個人間で贈る側と贈られる側の関係性を考慮した、オリジナリティ溢れるデザインにすれば、思い出深い贈り物になるでしょう。
アイデンティティを表現する
名入れタオルはアイデンティティの表現手段としてもピッタリです。個人が自己のアイデンティティを表現するために名入れタオルを作ることや、サークルを象徴するデザインをプリントして仲間との一体感を表現することにも使用できます。
名入れタオルの選び方―素材、サイズ、カラー、フォントなどのポイント解説
名入れタオルにはいろいろな素材やサイズなどがあります。ここでは主な素材やサイズなどについて、一般的な特徴や選び方のポイントを解説します。
名入れタオルの素材
タオルの素材はさまざまですが、名入れタオルに多く使われているポリエステルとコットンについて紹介しましょう。
・ポリエステル
ポリエステルは化学繊維の一種で、吸湿性が低いため速乾性に優れており、熱にも強く高い強度をもつ繊維として知られています。光沢感のある見た目に加え、べたつかない肌触りも悪くなく、コスト的にもリーズナブルで使いやすい素材です。通常のタオルとしての用途はもちろんのこと、オリジナルプリントを施す名入れタオルにもピッタリといえる素材でしょう。ポリエステル製なら、使っていても折れやシワになりにくく、安心してライブやイベントでの応援グッズとしてフル活用できます。また、ナイロンなどとのミックスによるマイクロファイバー製の名入れタオルにも多く使われているのがポリエステルです。
・コットン
コットンとは天然繊維の綿のことであり、肌触りのよさや吸水性の高さが特徴です。プリントしやすい反面速乾性が低い素材で、シワになりやすく洗濯すると縮みやすいなど、ポリエステルとは異なる点が多いといえます。また、ポリエステルよりもコスト的には高くなりがちです。オリジナルの名入れタオルでスポーツの汗を拭きたいといったニーズには適しているといえるでしょう。
名入れタオルのサイズ
名入れタオルのサイズに統一的な規格があるわけではないものの、一般的なタオルとしての用途別の形状によるサイズの違いがあります。
・ハンドタオル…手拭き用の小さなサイズ
・フェイスタオルロング…単にタオルと呼ぶことが多いサイズ
・マフラータオル…長細くマフラー代わりに使えるサイズ
・スポーツタオル…汗をかくスポーツシーンに適した少し大きめのサイズ
・バスタオル…風呂上がり用の大きなサイズ
名入れタオルのカラー
名入れタオルは色付きの生地でも作れますが、カラーデザインには白が好ましいといえます。生地が白なら、カラフルな名入れタオルを自由にプリントして作れます。どの色にするかは自分次第です。「黒」「赤」といったカラー指定もできますが、より細かいカラーを指定する場合は通常、印刷用のCMYKで行います。パソコンモニターのカラーであるRGBではない点に注意が必要です。カラーはカラーチャートを参考に選びましょう。カラー指定をしないで自作のデータを入稿して作ることも可能です。グラデーションも使えます。
名入れタオルのフォント
名入れタオルには複数のフォントを混在させることも可能です。文字も含めてデザインデータを自作しておけば、指定する手間も省け思い通りの仕上がりを期待できます。
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名入れタオルの活用事例―プレゼント、イベントグッズ、企業のブランドプロモーションにおける活用事例
個人のプレゼントやイベントグッズ、企業のブランドプロモーションに名入れタオルを使った活用事例を紹介します。
プレゼントとして
個人がプレゼント用に名入れタオルを活用する事例としては、結婚式の引き出物や記念日のプレゼントなどがあります。その人だけに向けて作られた名入れタオルは、とくに喜ばれるアイテムです。
イベントグッズとして
スポーツイベントや展示会などのイベント来場者向けグッズとして、名入れタオルが使われることがあります。実用性があり記念にもなる名入れタオルは使い勝手がよいアイテムです。定例のイベントであれば、毎回異なったデザインにすることで、楽しみにしてくれるファンが生まれる可能性があります。
企業のブランドプロモーションに
企業では主力製品や業種に関連する象徴的なデザインを名入れタオルにプリントすることで、自社のブランドプロモーションに役立てる使い方があります。運送会社におけるトラックや建設会社における重機などは、わかりやすいデザインだといえるでしょう。
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名入れタオルはオリジナル性を重視したノベルティ
名入れタオルは企業・団体だけでなく、個人にも役立つオリジナル性を重視したノベルティです。仲間との思い出づくりや記念日のプレゼント、推しメンの応援など、さまざまなシーンで使われています。品物としてはタオルであり、リーズナブルな料金で作ることが可能です。自分らしいノベルティを作りたいと思い立ったなら、名入れタオルのデザインを考えてみてはいかがでしょうか。